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私たちの考えるブランディングとはBranding

ブランディング/C.I.S/B.I.S/V.I.S

 古来より日本人は"ブランディング"のロイアリティを理解し活用してきました。NHK大河ドラマ「真田丸」で脚光を浴びた戦国時代の武将 真田幸村。その象徴としての「六文銭」(マーク)と「赤備え」(コーポレートカラー)は、現代にまで伝えられています。23万人もの合戦と伝えられる大坂夏の陣を描いた屏風(黒田屏風)には、真田の軍勢の赤備えが目立ち、他の軍勢との識別が明確になされています。大軍対大軍の戦いでは、敵も味方も入り乱れ、味方に攻撃してしまう、そのようなことがないように、また"真田勢は強い!"という認識を利用して、真紅に六文銭の軍旗を多く立て、旗を見ただけでも戦意を喪失させるなど、戦の効果的なツールとして戦略に役立てていたことが知られています。
 近年の競争激化するビジネス現場では旺盛な企業活動と技術革新、大量の情報流通により、製品やサービスの質・価格、さらには企業の存在までがヨコ並びと映るようになりました。
 このような混沌とした時代においてこそ、企業とそこから創出される製品やサービス等のメッセージを、アイデンティティに基いた高度な戦略で展開することが必要となっています。
 私たちは、クライアントが伝えたいメッセージを、ブランド力に昇華して、お客様や取引先、あらゆるステークホルダー、そして社員の方々に、伝達するプロ集団です。


 ブランディングは、以下の3つの要素から創出されます。

コーポレート・アイデンティティ・システム

 狭義におけるC.Iは主に企業の「顔」となるコーポレートマーク及びロゴタイプ、コーポレートカラーを制定し、企業イメージ伝達のための広報全体の統制システムの運用を指します。
 広義においては、C.Iは企業経営そのものであり、企業のあらゆるコミュニケーション活動が企業の一定のポリシーによって統制されると共に、社員の帰属意識の向上、企業価値の向上を目指します。

 下記は、社名変更に伴い新たにC.I.Sを導入した例です。まず外部や社内へのアンケート調査を実施し、基本方針を明確にした後に、開発・設計・デザインに着手しました。

ブランド・アイデンティティ・システム

 企業活動の中の1事業や1分野または1連の製品などに、オリジナリティを付加するシステムです。
 社名とは別にブランドネーム等を定めて、そのロゴタイプやマーク、キャラクター等を制作し、システムとして運用します。

 下記は、新たに健康食品分野で商品開発を行われた企業より、製品成分表を渡され、ネーミングから出発し、商品ロゴタイプ・マーク、容器デザイン、小箱デザイン、ディスプレイパッケージを制作し、販促用としてポスター、説明冊子、プロモーションDVD、そして展示会での商品発表イベント、ブースのディスプレイなど一貫したブランディング構築を行った例です。

ビジュアル・アイデンティティ・システム

 視覚統制により社外、社内的にも識別と差別化を明確にするためのデザインシステムです。

 下記は、各事業部がパンフレット等を各自バラバラに制作していたため、同じ会社の製品と認識されていなかった企業が、V.I.S導入後製品ラインが視覚化されたことにより、社外的にアピール度が高まり、また社内的にも整理され部門コントロールの効率が高まる結果に結びつきました。

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